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起業アイディアに困ったときは求人サイトを見れば良い理由

起業アイディアに困ったときは求人サイトを見れば良い理由のイメージ

起業を検討している方で求人サイトや求人ビジネス(人材ビジネス)に興味がある方は多いです。連日のように人材不足や求人関係のニュースが報道されているので、なおさら興味が湧く人も増えるのではないでしょうか。

当サイトのサーチコンソール(Googleの検索結果を管理するツール)を見ると、「起業」や求人関連のワードで検索される回数が増えてきました。この運営ブログで求人ビジネスのメリットをご紹介しているのも要因だと思います。

とはいえ、「求人サイトって一杯あるし、求人ビジネスも難しそう。お金もかかりそうだし別のことがしたい」と思われる方がいるのも事実です。興味はあるけど、実際に起業するほどでもないということでしょうか。

そのような方がこの運営ブログをご覧になった時、何も情報を得られないのでは申し訳ないです。たまたま検索で引っかかったとしても、縁があってアクセスしてもらったわけですから、何かひとつは得るものがあって欲しいです。

そこで今回は「起業アイディアに困ったときは求人サイトを見れば参考になりますよ」という主旨で、その理由に関する記事を書きたいと思います。

目次[非表示]

求人サイトは様々な企業が利用している

求人サイトは様々な業界・業種の企業が利用しています。特に若者がターゲットの業界ではPC・スマートフォンの利用も多いため、人材募集には欠かせない求人媒体になっています。

以下の記事に「求人サイトの利用が多い業界」について説明していますので、ぜひご参考ください。

求人サイトの利用が多い業界とは
事業を行う上で求人募集する、人材を探すというというのは経営者にとって欠かせない作業です。個人事業主で全て一人で行える方なら別ですが、それでも...
求人サイトの利用が多い業界とはのサムネイル

試しに検索エンジンであなたの興味がある業界の求人サイトがあるか検索してみてください。

IT業界に興味がある場合は、「IT 求人」になりますし、ゴルフに興味がある場合は「ゴルフ 求人」や「レジャー 求人」」「スポーツ施設 求人」などになると思います。

ちなみに、ゴルフに特化した求人サイトもありました。

参考:ゴルフが好きな人のための転職サイト | Recruit by GEW

自分が興味ある業界や気になる業界の求人サイトを調べることで、どんな企業が存在するか調べることができます。求人サイトはまさしく企業データベースにもなるのです。

そして求人サイトに掲載してる求人情報から、様々な起業アイディアを得ることができます。

求人情報から起業アイディアを得る

求人情報といってもただ募集条件だけを書き綴っていては求職者にアピールすることができません。募集要項は分かりやすい説明文を心がけ、仕事や社内風景が想像できる写真を掲載する必要があります。

大手の求人サイトで多いのですが、企業が求人掲載する時は担当者が付いて、文章や写真についてアドバイスを受けることができます。(※求人サイトやサービス内容によって異なります)

特に今は人材不足ですから、より良い人材を獲得するために求人情報には力を入れているサイトが多いです。ただ募集条件を書き綴るのではなく、具体的な仕事の説明やメリットを伝えています。

その求人情報から「どんなビジネスを行っている会社なのか?」を知ることができます。企業は自社のウリとなる強みをアピールしていますから、「何で儲かっている会社なのか?」を推測することができるでしょう。

筆者は運営ブログを書くのに求人情報をよく見ますが、「こんな仕事があるのか!」と発見することがよくあります。特にベンチャー系の企業は新しいビジネスをしていることが多い印象です。

ですので、求人情報に書かれている募集要項や説明文を見ることで、新たな起業アイディアを発見する手がかりになるのではないでしょうか。

特集や専用コンテンツを見る

求人サイトには特集やお役立ち情報などの専用コンテンツがあります。求人サイトの種類やターゲット層により内容は異なりますが、それを起業アイディアとして参考にすることができます。

というのも特集としてまとめているということは、それだけ需要があると読み解くことができるからです。求職者が何に興味があるか調査し、それに関する企業や求人を紹介しています。

たとえば求人サイト大手のエン転職では、担当編集者が求人情報には反映されにくい特長を見つけ、求人特集としてテーマごとにまとめた記事を公開しています。

参考:求人特集コーナー|【エンジャパン】のエン転職

ご覧いただくと、募集条件や地域・職種などをまとめているだけではなく、商品やサービスに携わる特集とか、新しく事業を立ち上げた会社や店舗を特集した記事もあります。

特集記事で紹介しているということは、「面白い・参考にして欲しい」と思うから紹介しているわけです。転職のプロから見てそう感じるということは、業務内容に魅力を感じている証拠でもあります。

また、企業インタビューを掲載している求人サイトもあります。インタビューでは代表者や採用担当者が求める人材や、事業内容の説明などをしている場合もあり、事業のきっかけを知ることもできるでしょう。

エン転職のように大手で老舗の求人サイトだと、様々な企業の求人情報を扱っていますから、企業とのやり取りで業務内容の良し悪しや、良い会社かそうでないかの判断もしていることでしょう。

特集や企業インタビューで紹介されている企業というのは、転職のプロから見て良い企業だと判断されている可能性が高いです。※

ということは、専門家から見て良い企業のビジネスモデルを参考にするのも、起業アイディアを見つける上で大切ではないでしょうか?

※なお、求人サイトによっては有料で掲載する場合もあるので、一概に特集ページやインタビューで掲載されているからと言って、良い企業であると言い切れません。あくまで最終的には自身の目で判断しましょう。

頻繁に求人している会社はブラック企業だけではない

求人サイトで頻繁に人材募集をしている企業を見て「この会社はブラック企業ではないか!?」と疑心暗鬼になる人がいます。いつも人を探しているということはそれだけ離職率が高いと思うのでしょう。

そういう面があるのも否めませんが、ブラック企業だと判断するには求人情報を見てからでも遅くありません。募集内容が詳しかったり、毎回凝った写真を掲載している場合があります。

そのような情報を用意するにはコストを掛ける必要があります。自社の社員が頑張って作っている場合もあれば、求人サイトのオプションサービスで、文章作成や写真撮影を依頼しているかもしれません。

人材を使い捨てにするブラック企業はその場限りの募集になることが多く、求人情報も雑です。しかし、求人情報に力を入れている企業はそれだけ人材の大切さが分かっている企業であるともいえます。

ですので、頻繁に求人しているからと言って一概にブラック企業だと判断するのは早計です。現実は思ったよりもホワイト企業(もしくはグレー企業?)が多いのではないでしょうか?

ホワイト企業が多く掲載されている求人サイトを見つけ、頻繁に求人掲載している企業があるなら、募集内容がどのように変化しているか調べるのも面白いと思います。

まとめ

求人情報を多く見ていると、求人情報からその企業が人材を大切にする企業か否かを推測することができます。もちろん、筆者の思い込みもあるし、本当のところはどうなのか真意は不明です。

しかし、他人がそのように感じるということは、その企業の顧客も同様の印象を持つのではないでしょうか?物を買ったりサービスを受けるなら、どうせなら社員を大切にしている会社から買いたいですよね。

そして社員を大切にしている会社はビジネスとして成功しやすいです。社員も会社から愛されていると感じれば、一生懸命働くでしょうし、その熱意が良い商品やサービスに注がれることでしょう。

社員を大切にしている会社を探すために、企業データベースなどで調べても業績しか分かりません。また、企業サイトを見ても基本的に良いことしか書いていませんし、探すのにも時間がかかります。

しかし、求人サイトの場合は多くの企業が利用しているので、探すのも簡単です。自分が興味ある職種や条件で検索し、ヒットした企業の募集内容を比べてみるのも面白いかもしれません。

企業の情報が多くあるということは、それだけ起業アイディアが集まっている証拠でもあります。ぜひ起業アイディアに困ったときは求人サイトを活用し、起業の参考にしてみてください。

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