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求人サイトは自社開発と外注どちらが正解?判断基準7項目で徹底比較

求人サイトは自社開発と外注どちらが正解?判断基準7項目で徹底比較

求人サイトを立ち上げたいと考えたとき、自社開発と外注のどちらを選ぶべきか迷いますよね。

AIで手軽に作れると聞けば自社で開発したくなるし、専門的なシステムだから外注した方が安心では、と揺れる気持ちはよくわかります。

できることなら、無駄なコストをかけず、失敗せずに最適な方法を選びたいですよね。

実は、判断のポイントさえ押さえれば、自社の状況に合った最善の選択を見極めることができます。

選び方が正しくなれば、余計な費用や時間を浪費することにはなりません。

そこで今回は、「求人サイトの自社開発と外注の違い」を解説し、徹底比較します。

コストパフォーマンスを重視するなら、自社にとって本当に得な方法を選べるようになりましょう。

目次[非表示]

求人サイトの自社開発と外注の違い

求人サイトの開発先を調べている人

求人サイトを構築する方法は、大きく分けて自社開発と外注の2つがあります。

どちらを選ぶかによって、コスト・期間・運用体制が大きく変わるため、最初に両者の違いを正しく理解しておくことが重要です。

求人サイトの自社開発とは

求人サイトの自社開発とは、社内のエンジニアやツールを使ってサイトを構築する方法です。

外部に費用を払わず、自社の要望を直接反映しながら開発を進められる点が特徴といえます。

たとえば、社内にWeb開発チームを持つ企業が、顧客の採用要件に合わせてゼロから求人サイトを設計・構築するケースが該当します。

まずは自社に開発リソースがあるかを確認し、現実的に運用まで担えるか見極めることから始めましょう。

求人サイトの外注とは

求人サイトの外注とは、開発会社や制作会社に依頼してサイトを構築してもらう方法です。

専門知識を持つプロが担当するため、自社に技術者がいなくても高品質なサイトを実現できます。

具体的には、求人サイトの開発実績が豊富な制作会社に依頼し、企画から設計・構築・保守までを一括で任せる形が一般的です。

外注を検討する際は、求人サイトの開発実績があるかを基準に依頼先を選ぶと良いでしょう。

自社開発と外注の違いを比較

求人サイト構築に関して、自社開発と外注の違いを比較表にしました。

比較項目自社開発外注
初期費用採用・教育・環境整備の費用が発生制作会社への発注費用が発生
総コスト人件費が継続的にかかり高額になりやすい保守費はかかるが総額を抑えやすい
立ち上げ期間体制構築から始めるため長い開発ノウハウがあり短い
専門性社内のスキルに依存する実績あるプロのノウハウを活用できる
仕様変更社内で即応できる費用と時間がかかる
保守・障害対応自社で対応する必要がある保守契約で任せられる
ノウハウの蓄積社内に資産として残る社内には残りにくい
リスク担当者の退職でブラックボックス化依頼先の選定を誤ると失敗する
向いている企業開発チームがあり変更が頻繁な企業専門知識がなく短期公開したい企業

次のセクションからは、それぞれの詳しい特徴をご紹介します。

自社開発が向いている3つのケース

求人サイトのコーディングイメージ

自社開発は、社内に技術力と運用体制が整っている場合に力を発揮します。

条件が合致すれば柔軟性やスピードの面で優位に立てるため、まずは自社が向いているケースに該当するか確認しましょう。

専任のWeb開発チームがある

社内に専任のWeb開発チームがある場合は、自社開発が有力な選択肢になります。

すでに開発スキルとリソースを社内に抱えているため、外注費をかけずに自社の裁量で構築を進められるからです。

たとえば、自社サービスを継続的に開発しているエンジニアがいれば、求人サイトも業務の延長で対応できます。

自社に開発チームがある場合は、既存業務との工数バランスを見て開発可否を判断してください。

仕様変更が頻繁に発生する

仕様変更が頻繁に発生する求人サイトは、自社開発が適しています。

外注では変更のたびに費用と調整が発生しますが、自社開発なら即座に修正へ着手できるためです。

具体的には、採用施策に合わせて掲載形式や応募フォームを毎月のように変える場合、社内で完結できる体制が有利に働きます。

変更頻度が高いと見込まれるなら、自社で改修できる体制を整えておくと良いでしょう。

連携要件が標準機能に収まらない

既存システムとの連携要件が標準機能に収まらない場合は、自社開発が向いています。

独自の連携仕様は外注だと追加開発費が高くなりやすく、自社で作り込んだ方が柔軟に対応できるためです。

たとえば、自社の基幹システムや独自の応募者管理ツールと密接に連携させたい場合、社内開発の方が要件を反映しやすくなります。

連携要件が複雑な場合は、自社の技術者が対応可能かを事前に見極めましょう。

外注が向いている5つのケース

求人サイトを外注するビジネスマン

外注は、社内に開発リソースがなくても専門家の力で求人サイトを実現できる方法です。

多くの企業に当てはまる条件が揃っているため、自社の状況が該当しないか一つずつ確認してみてください。

採用担当者が主導で進める

採用担当者が主導でサイト構築を進める場合は、外注が適しています。

技術に詳しくない担当者でも、専門家に任せれば要望を伝えるだけで形にしてもらえるためです。

たとえば、人事や採用担当が中心となって求人サイトを立ち上げる場合、開発の専門知識がなくてもプロが補ってくれます。

技術者以外が主導するなら、要件整理まで支援してくれる外注先を選びましょう。

短期間でのリリースが必要

短期間でのリリースが必要な場合は、外注が有利です。

開発ノウハウを持つ会社は構築の型を持っており、ゼロから体制を組む自社開発より圧倒的に早く形にできるためです。

具体的には、実績のある制作会社なら数週間から数か月で公開まで到達できます。

リリース時期が決まっているなら、スピードを重視して外注を検討してください。

求人サイト特有の要件が多い

求人サイト特有の要件が多い場合は、外注が向いています。

検索機能や応募管理など専門的な機能は、実績のある会社ほどノウハウを蓄積しており、質の高い実装が期待できるためです。

たとえば、詳細な求人検索や応募者管理、スカウト機能などを備えたい場合、開発実績のある外注先なら確実に対応できます。

専門要件が多いほど、同種の開発経験が豊富な会社に任せるのが安心です。

保守や障害対応に人を割けない

保守や障害対応に人を割けない場合は、外注が適しています。

公開後のトラブル対応や更新作業まで委託できれば、社内の負担を最小限に抑えられるためです。

具体的には、24時間の稼働監視やトラブル時の復旧まで任せたい場合、保守契約を含めた外注が心強い支えになります。

運用に人手を割けないなら、保守までカバーする外注先を選びましょう。

開発人員を継続的に確保できない

開発人員を継続的に確保できない場合は、外注が現実的な選択肢です。

エンジニアの採用や定着が難しい状況で自社開発を始めても、途中で頓挫するリスクが高いためです。

たとえば、採用難でエンジニアを安定的に雇えない企業では、外注に任せた方が長期的に安定した運用を実現できます。

人材確保に不安があるなら、無理に内製せず外注を軸に検討するとよいです。

自社開発のメリット・デメリット

ノートパソコンで開発する人

自社開発には柔軟性やノウハウ蓄積といった魅力がある一方、体制やコスト面での負担も無視できません。

導入を判断する前に、メリットとデメリットの両面を正しく把握しておくことが大切です。

メリット:仕様変更に即応できる

自社開発の大きなメリットは、仕様変更に即応できる点です。

社内に開発機能があれば、外部との調整を挟まずにその場で修正へ取りかかれるためです。

たとえば、応募フォームの項目を急きょ変更したい場合でも、自社の判断だけで当日中に対応できることがあります。

スピーディーな改修を重視するなら、即応できる体制は大きな武器になります。

メリット:ノウハウが社内に蓄積する

自社開発では、開発や運用のノウハウが社内に蓄積するメリットがあります。

自ら手を動かして構築することで、技術知識や運用経験が資産として社内に残るためです。

具体的には、求人サイトの改善を繰り返す過程で得た知見が、次の自社サービス開発にも活かされていきます。

長期的な技術資産を重視するなら、社内蓄積の価値を評価するとよいです。

デメリット:体制構築に時間がかかる

自社開発のデメリットは、開発体制の構築に時間がかかる点です。

人材の採用や教育、環境整備をゼロから行う必要があり、着手までに相応の準備期間を要するためです。

たとえば、エンジニアの採用から始める場合、実際に開発へ入るまで数か月を費やすことも珍しくありません。

早期の立ち上げを求めるなら、体制構築にかかる時間を必ず見込んでおいてください。

デメリット:担当者の退職でブラックボックス化する

自社開発は、担当者の退職でシステムがブラックボックス化するリスクがあります。

特定の技術者に開発が依存すると、その人が抜けた途端に仕様や構造がわからなくなるためです。

具体的には、設計書を残さず一人で開発を進めていた担当者が退職すると、後任が改修に手を出せなくなります。

属人化を避けるには、ドキュメントを整備し複数人で開発を担う仕組みを整えましょう。

デメリット:人件費を含めると高額になる

自社開発は、人件費を含めると想定以上に高額になるデメリットがあります。

外注費は不要でも、エンジニアの給与や採用・教育コストが継続的に発生するためです。

たとえば、複数のエンジニアを雇って開発・運用を続ける場合、年間の人件費は外注費を上回ることもあります。

コストを比較する際は、人件費まで含めた総額で判断することが欠かせません。

外注のメリット・デメリット

「委託」というカードを渡す人

外注は専門性やスピードで優れる一方、変更対応や依頼先選びに注意点があります。

失敗を避けるためにも、外注ならではのメリットとデメリットを事前に理解しておきましょう。

メリット:構築ノウハウをそのまま使える

外注のメリットは、開発会社が持つ構築ノウハウをそのまま使える点です。

数多くの求人サイトを手がけた経験が、設計や実装の品質として反映されるためです。

たとえば、過去の開発で培った検索機能や応募管理の実装ノウハウを、自社サイトにも応用してもらえます。

質の高いサイトを求めるなら、実績あるノウハウを活用できる点は大きな利点です。

メリット:保守や障害対応まで任せられる

外注では、公開後の保守や障害対応まで任せられるメリットがあります。

保守契約を結べば、トラブル発生時の復旧や日常的な更新を専門家に委ねられるためです。

具体的には、深夜のサーバー障害やシステム不具合が起きても、契約に基づいて外注先が迅速に対応してくれます。

運用負担を減らしたいなら、保守込みで依頼できる体制を選ぶとよいです。

メリット:立ち上げまでの期間が短い

外注のメリットは、立ち上げまでの期間が短い点です。

開発の型やノウハウを持つ会社は、体制構築の手間がなく最短ルートで構築を進められるためです。

たとえば、採用の繁忙期に間に合わせたい場合でも、実績ある会社なら短期間でサイトを公開まで導けます。

スピードを優先するなら、立ち上げの早さは外注ならではの強みです。

デメリット:仕様変更に費用と時間がかかる

外注のデメリットは、仕様変更に費用と時間がかかる点です。

変更のたびに依頼と見積もり、作業のやり取りが発生し、社内完結より対応が遅くなるためです。

具体的には、応募フォームの小さな修正でも、追加費用の見積もりや作業日程の調整が必要になることがあります。

頻繁な変更が見込まれるなら、変更対応の条件を契約前に確認しておいてください。

デメリット:依頼先の選定を誤ると失敗する

外注は、依頼先の選定を誤るとプロジェクトが失敗するリスクがあります。

求人サイトの開発実績が乏しい会社に頼むと、要件を満たせず品質が伴わないためです。

たとえば、求人サイトの経験がない会社に依頼した結果、必要な機能が実装できず作り直しになるケースもあります。

失敗を避けるには、同種の開発実績を必ず確認したうえで依頼先を選びましょう。

判断に必要な7つのチェック項目

求人サイトの構築方法に対するチェックリスト

自社開発と外注のどちらが適しているかは、自社の状況を客観的に見極めることで判断できます。

感覚で決めず、以下のチェック項目を一つずつ確認しながら最適な選択肢を絞り込みましょう。

開発人員を継続的に確保できるか

最初に確認すべきは、開発人員を継続的に確保できるかどうかです。

求人サイトは公開後も改修や運用が続くため、一時的ではなく長期的な人材確保が求められるためです。

たとえば、開発当初はエンジニアがいても、退職や異動で人が抜ければ運用が立ち行かなくなります。

安定した人員確保に不安があるなら、外注を軸に検討するのが現実的です。

リリース希望時期はいつか

次に確認すべきは、サイトのリリース希望時期です。

いつまでに公開したいかによって、自社開発と外注のどちらが間に合うかが変わってくるためです。

具体的には、採用シーズンに合わせて数か月以内の公開が必要なら、体制を整える時間の少ない外注が適します。

明確な期限があるなら、リリース時期を軸に開発手法を選んでください。

仕様変更の頻度はどの程度か

仕様変更の頻度がどの程度になるかも重要な判断材料です。

変更が多いほど社内完結の方が有利になり、少なければ外注でも支障が出にくいためです。

たとえば、毎月のように掲載形式を変える運用なら自社開発が、公開後ほぼ固定なら外注が向いています。

想定される変更頻度を洗い出し、対応しやすい手法を選ぶと良いでしょう。

求人データの外部連携があるか

求人データの外部連携があるかどうかも確認しておきましょう。

他システムとの連携要件が複雑なほど、開発の難易度とコストに大きく影響するためです。

具体的には、Indeedエントリーを利用したり、kintoneで採用管理したい場合は、連携方式の検討が欠かせません。

連携要件が多いなら、対応実績のある依頼先か自社技術者の有無を見極めてください。

セキュリティ対応の体制はあるか

セキュリティ対応の体制があるかも見落とせないポイントです。

求人サイトは個人情報を扱うため、情報漏えいを防ぐ専門的な対策が不可欠だからです。

たとえば、応募者の氏名や連絡先を保管する以上、通信の暗号化や不正アクセス対策が必須になります。

社内に専門知識がないなら、セキュリティ対応まで担える外注先を選びましょう。

3年間の総コストで比較したか

3年間の総コストで比較したかどうかも確認が必要です。

初期費用だけでなく運用や保守まで含めなければ、正確なコスト比較ができないためです。

仮に月額費用が5万円だったとしても、1年運用すれば60万円、3年なら180万円のコストが発生します。

目先の金額でなく、数年単位の総額で両者を見比べてください。

運用開始後の担当者は決まっているか

最後に、運用開始後の担当者が決まっているかを確認しましょう。

公開して終わりではなく、更新や改善を継続する担当者がいなければサイトは形骸化するためです。

たとえば、運用担当を決めないまま公開すると、情報が古いまま放置され応募につながらなくなります。

運用体制まで見据えたうえで、無理のない開発手法を選ぶことが大切です。

見落とされがちな総コストの考え方

計算機の上に乗ってるミニチュアのビジネスマン

求人サイトのコストは初期費用に目が向きがちですが、本当に重要なのは運用まで含めた総額です。

判断を誤らないためにも、見落とされやすいコストの考え方を押さえておきましょう。

自社開発は人件費が見えにくい

自社開発は、人件費が見えにくいという落とし穴があります。

外注費のように明細で示されないため、実際にかかっているコストを把握しづらいためです。

たとえば、エンジニアの給与や採用・教育にかかる費用は、開発コストとして意識されにくい傾向があります。

自社開発を検討するなら、人件費を金額に換算して可視化しておいてください。

3年間の総保有コストで比較する

コストを正しく比較するには、3年間の総保有コストで見ることが重要です。

初期費用だけでは判断できず、運用・保守を含めた長期的な総額でこそ実態がわかるためです。

具体的には、自社開発は人件費が積み上がり、外注は保守費が続くため、数年単位で並べて初めて優劣が見えてきます。

短期の費用に惑わされず、3年程度の総額で両者を比較しましょう。

なお、詳細な内訳は「求人サイト構築費用の相場は?内訳と安く抑える5つのコツを徹底解説」でも解説しているため、こちらもご覧ください。

リリース遅延を金額換算する

見落とされがちなのが、リリース遅延を金額に換算する視点です。

公開が遅れるほど採用の機会損失が生じ、それ自体が実質的なコストとなるためです。

たとえば、自社開発で公開が半年遅れれば、その間に採用できたはずの人材を逃す損失が発生します。

開発手法を選ぶ際は、遅延による機会損失も金額として見積もっておくとよいです。

ハイブリッドという第三の選択肢

外注とリモートでやり取りしながらサイト運営を進める人々

自社開発と外注は二者択一ではなく、両者を組み合わせるハイブリッドという選択肢もあります。

それぞれの強みを活かせるため、どちらか一方で迷っている場合は折衷案も検討してみましょう。

初期構築は外注、運用は内製

ハイブリッドの代表例が、初期構築は外注し運用は内製する方法です。

立ち上げのスピードを確保しつつ、公開後の改善は自社で柔軟に進められるためです。

たとえば、専門性の高い初期開発をプロに任せ、日々の更新や小さな改修だけ社内で担う形が挙げられます。

筆者の顧客も「納品後は自分たちで運営したい。その方が経験を積める」とおっしゃっていました。

早期公開と運用の自由度を両立したいなら、この分担が有効な選択肢になります。

コア機能は内製、周辺機能は外注

コア機能は内製し、周辺機能は外注する分け方もあります。

自社の強みとなる核心部分は社内に残し、専門性の高い部分だけ外部に委ねられるためです。

具体的には、独自の検索ロジックは自社で開発し、決済や通知などの汎用機能を外注するといった役割分担が考えられます。

自社の競争力を守りたいなら、コアと周辺を切り分けて開発するとよいです。

段階的に内製へ移行する進め方

将来を見据え、段階的に内製へ移行する進め方も選べます。

はじめは外注に頼りつつ、社内にノウハウを蓄積しながら少しずつ自社対応へ切り替えられるためです。

たとえば、最初の1年は外注で運用し、その間に育てた社内人材へ徐々に引き継いでいく流れが挙げられます。

長期的な内製化を目指すなら、無理のない移行計画を立てて進めてください。

求人サイトの開発に関するよくある疑問

どのような方法で求人サイトを開発するか検討しているビジネスマン

求人サイトの開発では、コストや契約面で多くの疑問が生じます。

判断を誤らないためにも、よくある疑問とその答えをあらかじめ確認しておきましょう。

Q.開発者を雇うのと外注、どちらが安い?

多くのケースでは、外注の方が安く済む傾向にあります。

開発者を雇うと給与や採用・教育費が継続的に発生し、総額では外注費を上回りやすいためです。

たとえば、エンジニアを一人雇うだけでも年間数百万円がかかり、複数年で見れば外注費を超えることもあります。

短期的にも長期的にも、コストを抑えたいなら外注を軸に検討するのが賢明です。

Q.途中から自社開発に切り替えられる?

外注から自社開発への切り替えは可能です。

ソースコードや設計資料を引き継げれば、社内でも開発を継続できるためです。

具体的には、契約時にソースコードの譲渡や資料提供を取り決めておけば、後から内製へ移行しやすくなります。

将来の切り替えを見据えるなら、引き継ぎ条件を契約段階で確認してください。

Q.外注だとソースコードは受け取れない?

契約内容によっては、ソースコードを受け取れます。

著作権や納品範囲の取り決め次第で、コードの譲渡可否が変わるためです。

たとえば、契約時にソースコードの納品を明記しておけば、開発後に受け取って自社で活用できます。

コードを確保したいなら、譲渡条件を必ず契約書に盛り込みましょう。

Q.ノーコードツールで自社開発は可能?

ノーコードツールを使えば、一定の範囲で自社開発は可能です。

専門知識がなくても、用意された機能を組み合わせてサイトを構築できるためです。

具体的には、簡易な求人掲載や応募受付程度なら、ノーコードツールでも形にできる場合があります。

ただし複雑な機能や連携が必要なら、無理をせず外注を検討するのが安全です。

Q.外注先が倒産した場合はどうなる?

外注先が倒産すると、保守や改修が滞るリスクがあります。

開発を一社に依存していると、その会社がなくなった際に対応先を失うためです。

たとえば、ソースコードや資料を受け取っていなければ、他社への引き継ぎもできず運用が止まりかねません。

こうした事態に備え、ソースコードや資料は手元に確保しておくことが重要です。

求人サイトを外注して失敗した事例

外注先に失敗した筆者の体験談

当サイトは10年以上前から求人サイトの構築を手がけていますが、以前はシステム開発を外注していました。

Webディレクターである筆者が要件定義をまとめ、システム開発を得意とする制作会社に依頼したのですが、待てど暮らせど完成しません。

担当者に進捗を尋ねても「今作業しています」と曖昧な返事が返ってくるばかりで、一向に開発が進んでいる様子がないのです。

しびれを切らした筆者が代表者へ直接取り次いでもらったところ、なんと開発にまったく着手していないことが判明しました。どうやら筆者の依頼を後回しにしていたようです。

結局この契約は白紙となり、丸1ヶ月を無駄にしてしまいました。

原因を振り返ると、依頼先が専門家ではなかったこと、そして制作料金が相場より安すぎたことにあったと考えています。

安価な金額で請け負わせたために、相手も本腰を入れなかったのでしょう。

この苦い経験から、外注する際は相場をきちんと調べ、その分野の専門家に依頼することが何より重要だと痛感しました。

20年以上Web制作に携わってきた筆者でも、こうした失敗をしてしまうことがあります。

御社が外注を検討する際も、十分な下調べを行い、相手が確実に対応できると見極めたうえで発注するようにしてください。

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著者: 村上 明弘

Webディレクターとして20年以上、中小企業の求人サイト・オウンドメディア構築に携わる。デザインから開発・SEOまで一貫した知見をもち、Webシステムの提供実績は300社以上。独自開発の求人CMSを軸に、求人サイトの構築と集客支援を行っている。