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Googleコアアップデートの影響を受けた時に考えたい、大切なこと

Googleコアアップデートの影響を受けた時に考えたい、大切なことのイメージ

2020年5月5日にGoogleが「コアアルゴリズムのアップデート(通称:コアアップデート)」を実施し、SEO界隈が大きく揺れています。

Googleコアアップデートでは、Google検索のアルゴリズムを変更し、よりユーザーに最適なコンテンツが届けられるように調整されたもになります。「順位決定の基準を変更した」と解釈すればわかりやすいかもしれません。

筆者の調べたところによると、今回のアップデートでは大企業や公式サイトが軒並み上位表示し、個人サイトや有名ではないサイトの順位が下がっているようです。そのため、今回のアップデートで影響を受けているサイトは多くなっています。

新型コロナウィルスの影響もあり、今回のアップデートで更に売上を落とす個人・企業が増えると予測され、大きな混乱を与えています。今回のアップデートが原因でサイト閉鎖(廃業)するところもあるのではないでしょうか。

ただ、起こってしまったことに嘆いても仕方がありません。大切なのは「問題が起きてしまった後にどう行動するか」ではないでしょうか。適切に行動することができれば、被害を最小限に抑えることができます。

そこで今回は「Googleコアアップデートで影響を受けた時の考え方」についてご紹介したいと思います。急にサイトの順位が下がりパニックになっている方は、一度落ち着いて考えを整理しましょう。

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焦って修正しない

Googleコアアップデートが実施され、自分のサイトの順位が下がった時は「どこに原因があるのか?」「何が悪かったのか」と気になって仕方がないですよね。

タイトルや本文を修正したり、サイトの構成を変えてみたり、そのためにWeb制作会社に依頼するなどして、今すぐになんとかしたいと思うものです。

しかし、焦って行動するのは危険です。今すぐに修正したからと言って、必ず順位が戻るわけではないし、逆効果になる場合もあるからです。

実は、Googleコアアップデートが起きた後の対策について、Googleが「こうしてください」と公式発表しています。そこにはこのように記述されています。

一部のサイトでは、コア アップデート後に掲載順位が下がったり、逆に上がったりすることがあります。掲載順位が下がった場合はサイトを修正しようと思うかもしれませんが、間違った修正を行わないように注意してください。場合によっては、まったく修正の必要がないこともあります。

引用元:Google のコア アップデートについてウェブマスターの皆様が知っておくべきこと

この説明にある通り、検索順位が上下したからと言ってむやみに修正するのは良くないです。Web制作会社に依頼して全面リニューアルしたり、新しい機能を追加する必要もありません。

そもそもSEOに関心がある方は、これまでユーザーの役に立つ、丁寧なコンテンツ作りを心がけてきたのではないでしょうか。

タイトルを工夫し、より詳しい内容の文章を書き、適切な画像を配置して、ユーザーにわかりやすいコンテンツを提供できるように頑張っていたと思います。少なくともペナルティを受けるような作り方はしていないでしょう。

そんな、“正しく作っていたコンテンツ”を、順位が下がったからと言ってすぐ修正するのは良くありません。いくらGoogleコアアップデートの影響を受けたからといっても、すぐに修正するのではなく、少し様子を見るようにしましょう。

継続してコンテンツを作り続ける

突然、検索順位が下がるとショックを受けます。モチベーションも下がり、何もする気が起きなくなるかもしれません。中には「こんなに頑張ったのに突然ひっくり返るなら、もうやってられない!」と、さじを投げだしてしまう方もいるでしょう。

しかし、こんな時だからこそ継続していくことが大切です。順位変動に一喜一憂するのではなく、「ユーザーに良質なコンテンツを届ける」という使命を思い出し、再び立ち上がる必要があります。

上記でご紹介したGoogleのコアアップデート向け記事でも、「コンテンツ作りに集中してください」といった説明があります。

コア アップデート後に掲載順位が下がった場合は、何かする必要があると感じるかもしれません。そのような場合は、できるだけ優れたコンテンツの提供に集中することをおすすめします。

引用元:Google のコア アップデートについてウェブマスターの皆様が知っておくべきこと

この説明にある通り、サイト運営者ができることは優れたコンテンツを提供することしかありません。そして優れたコンテンツを提供するためには、継続することがもっとも大切です。

継続していくことで、何が良くて何が悪いのかが分かるようになってきます。サイトも運営者も成長していくことで、コンテンツの質は上がり、ユーザーにも支持されるようになります。

Googleコアアップデートで検索順位が下がったからと言って、更新するのを諦めるのではなく、今まで通り継続してコンテンツを作り続けてください。それが一番の近道です。

更新していると順位は戻る

Googleコアアップデートで検索順位が下がると、もうずっとその順位なのかと絶望してしまう人も多いかもしれません。しかし、そんな事はありません。継続して更新し続けていれば、いずれ順位は戻ります。

以下のグラフをご覧ください。当サイトのメインキーワードである「求人サイト構築」に対する順位変動を表したグラフです。この1年間の中でも大きく乱高下しているのがおわかりいただけるかと思います。

「求人サイト構築」
でJOB-PLACEを検索した時の順位変動グラフ

そもそも、Googleコアアップデートは年に数回実施されています。よほどの有名サイト・大手サイトでもない限り、アップデートが起きれば上がったり下がったりするのは普通のことです。

当サイトの場合、更新回数が少ない時は順位も下がりがちな傾向にあります。どんなに良いコンテンツを作ったとしても、たまにしか更新しないサイトでは十分な信頼を得ることができません。

一方、頻繁に更新しているサイトであれば“熱”がこもっています。新しい情報を求めてユーザーがアクセスするようになります。そういった兆候があれば「人に求められているサイト」だとして信頼性が向上し、検索順位も上昇していきます。

中には「毎日更新しているのにコアアップデートで順位が下がった!」という人もいるかもしれません。しかし、だからといって更新を止めてしまうのは本末転倒です。更新を止めて放置するとますます悪化する一方です。

コアアップデートで順位が下がったとしても、これまで通り更新を続け、より良いコンテンツを提供するよう努めましょう。そうすればいずれ順位は戻り、Googleにも再評価してもらえるようになるでしょう。

余計なコストを掛ける必要はない

検索順位が下がることで、経営に大きな影響を受けているところも多いでしょう。アクセス数が売上に直結しているECサイトでは深刻な問題になっていると思います。

早く順位を取り戻すためにコストを掛けてSEO対策することを考えるかもしれませんが、あまりおすすめできません。なぜなら、お金を掛けたからといって、すぐに元通りになるという保障はないからです。

例えば、SEOコンサルティング会社に依頼してSEO上の問題点を挙げてもらい、そのとおりに対策したからといって、必ず結果が出るわけではありません。SEOの本質を理解していないと、費用がかさむだけで、いつまで経っても順位変動に振り回されてしまいます。

現実世界と同様で、お金を掛けたからといって人が戻ってくるとは限りません。ましてや順位をお金で買うこともできないため、多大なコストを投資したところで、焼け石に水ということもあります。

検索順位が下がったからといって、余計なコストを掛けてアクセスを取り戻そうとするのではなく、Googleがサイト運営者に求める「良質なコンテンツ」を作るために力を注ぎましょう。

順位が下がった求人サイトの対策

当ブログは求人サイト運営者向けの情報を発信していますので、「Googleコアアップデートで検索順位が下がった求人サイトはどうすれば良いのか?」という視点についても意見を述べたいと思います。

多くの求人サイトでは求人システムを導入し、求人情報や求職者を管理しています。そのため、検索順位が下がると求人システムに問題があるのではないかと思ってしまい、システムの改修や変更を考えがちです。

しかし、必ずしも求人システムに問題があるとは言えません。求人システムはあくまでコンテンツを作るための道具であり、大切なのは道具の使い方です。使い方が悪ければどんなに優れたものであっても、成果を得ることはできません。

そこで、どの求人サイト・求人システムでもできる、コンテンツの作り方(使い方)についてご紹介したいと思います。

新しい求人情報を掲載する

あなたの求人サイトでは、同じ求人情報をずっと掲載していませんか?同じ求人サイトを掲載していると情報の鮮度は落ち、信頼性も損ないます。当然、Googleでの評価も低くなるでしょう。

そのため、適度に求人情報を入れ替える必要があります。求人情報の掲載は1ヶ月程度を目安にし、できるだけ長期間同じ内容の求人情報が掲載されないようにしてください。

もし、「1年契約で掲載依頼を受けた」というのであれば、定期的にタイトルや募集メッセージ、画像を変更しましょう。仕事内容や条件が変わらなくても、これらを変更するだけでだいぶ印象は変わります。

目的は同じであっても、工夫次第で新しい求人情報に生まれ変わることはできます。できるだけ同じ求人情報にならないよう注意してください。

記事コンテンツを作る

定期的に求人掲載の依頼をしてもらえる求人サイトばかりではありません。派遣や取引先の求人を掲載しているサイトだと、掲載できる求人数にも限りがあります。

そんな時はブログやコラムなどの記事コンテンツを作り、あなたの求人サイトに関連した情報を発信していきましょう。

例えば、美容室の求人サイトであれば「この春にオススメのトレンドヘアー○選」「暑さに負けない髪型とは」などの記事を作ることができます。

これらの記事であれば求職者でなくても参考にすることができますし、サイトに関連した情報であるため、Googleの評価も落ちません。

また、監修として取引先の美容室を紹介すれば、記事の信憑性も増します。Googleが重視している「記事の出処」に対するケアもバッチリです。美容室側も良い宣伝になるため、記事作成に協力してくれるでしょう。

このように掲載できる求人情報がなくてもできることはあります。積極的に記事コンテンツを作成し、情報発信していきましょう。

FAQを追加する

FAQ(よくある質問)のページは意外とユーザーに見られています。しかし、FAQを重視している求人サイトはあまりにも少ないです。サイトオープンしてから全く追加していないFAQもよく見かけます。

そもそも求人サイトに限らずサイトを運営していれば、ユーザーの疑問があって当然です。人それぞれ疑問に感じる点は異なるし、仕事探しのような人生に関わる部分であれば、慎重にもなります。

そのようなユーザーに「質問があればお問い合わせください」では不親切です。お問い合わせ窓口まで電話したり、お問合せフォームに個人情報を入力するのは手間だし、負担も大きいです。

ユーザーの負担をできるだけ軽減するためにも、FAQが必要です。あらかじめ想定できる質問を掲載し、FAQを見れば答えが得られるようなサイト作りが必要になるでしょう。

FAQを作る時は、1つのページに質問と答えを並べるのではなく、質問毎にページを作りましょう。URLが変わることで情報の蓄積をGoogleに伝えやすくなり、サイトの評価も高まります。

まとめ

Googleコアアップデートの影響を受けたとしても、サイト運営者ができることは「これまで通り継続してより良いコンテンツを作り続けることしかない」ということを説明しました。

サイト運営に詳しい人なら、ある程度の原因を突き止め、適切に対処することができるかもしれません。しかし、そうではない方が順位変動の影響を受けると、どうしたら良いかわからなくなると思います。

求人サイトの運営者なら「今使っている求人システムが古いからだ!」とか、「求人サイトをもっとカスタマイズしなければいけない!」と思うかもしれません。

しかし、焦りは禁物です。急いでサイトを修正しても事態が良い方向に進むとは限りません。良くなるどころか悪化して、余計に順位が下る可能性もあります。変わったことをしない方が無難です。

どこかに原因を求めたい気持ちもわかりますが、Googleが説明するように、サイト自体に問題がないケースもあります。ここはしばらく様子を見て、今まで通り更新を続けましょう。

どんなサイトでもすぐに結果は出ません。忍耐が必要です。一時の順位変動に一喜一憂するのではなく、今あなたがやれるべきことをやりましょう。それが一番のGoogleコアアップデート対策になります。

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