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求人サイトを盛り上げる7つのコンテンツと考え方

求人サイトを盛り上げる7つのコンテンツと考え方のイメージ

求人サイトは人材を募集する場所であり、仕事を探す場所でもあるので、基本的には求人情報と応募フォームがあれば事足ります。しかし、それだけではあまりにも事務的で面白味がありません。

よほど好条件で魅力的な求人情報ばかりある求人サイトなら面白味のないコンテンツでも利用してくれると思います。しかし、なかなかそのような情報を揃えるのは困難ですし、なにより求人広告を掲載してくれる企業にもアピールすることは出来ません。

ですので、求人機能以外にも魅力的なコンテンツ(情報、内容)を用意して、求人サイトとしてオリジナリティを出す必要があります。

今回は求人サイトでよく利用されるコンテンツをご紹介するとともに、効果的なコンテンツの使い方についても説明したいと思います。

なお、広くコンテンツ案をご紹介するために、JOB-PLACEの求人システムに実装されていない機能やコンテンツもご紹介します。現時点では実装されていなくても後ほど無償アップデートやカスタマイズなどで対応可能だとご判断いただければ幸いです。

目次[非表示]

スカウト機能(スカウトメール)

スカウト機能とは、求職者が登録した履歴書や希望条件などを企業が検索し、直接連絡することができる仕組みです。スカウトメールとも呼ばれます。

今やスカウト機能は求人サイトを利用する会員の2人に1人は利用されていると言われ、大変人気のコンテンツです。

多くの求人サイトで採用され、特に転職系のサイトではだいたい実装されていますので、求人サイトとして必須機能だと言っても過言ではないと思います。

スカウト機能がある求人サイトをいくつかご紹介します。

こも流れとしては冒頭で述べた通り、

1:求職者が会員登録をする
2:スカウトメールの受信設定をする
(または希望条件を設定する)
3:企業からスカウトメールが届く
4:スカウトメールで勧められた求人情報に応募する

と言った流れを採用しています。JOB-PLACEのスカウト機能もこの仕組を採用しており、もっとも一般的なスカウト機能の仕組みになるでしょう。

スカウト機能のメリット

求職者は採用企業から直接応募することが出来るので、仕事を探す手間を省くことができます。

企業は不特定多数の求職者ではなく、自社の条件に合った人材を探すことが出来るので、人材獲得までの時間を短縮することができます。

スカウト機能があることで活発な採用活動が行われることになりますので、サイト自体の利用促進と活性化に繋がり、求人サイトの運営者としても収益アップを望めるようになります。

スカウト機能のデメリット

ほとんどの場合は管理者が介入すること無く、企業にスカウトメール送信のやりとりを任せるので、意図せぬ連絡を求職者にしてトラブルになることがあります。

具体的には、求職者が希望していない条件でアプローチされたり、イベントやセミナーなどの勧誘に利用されることです。一部では個人情報収集が目的でスカウトメールを送信する企業もあるようです。

そんなスカウトメールが大量に届いて困ったという話がネット上にはたくさんあります。「スカウトメールが来る会社はブラック会社だ!」と言った印象を持つ人もいるぐらいで、みんながスカウト機能を好意的に思っているわけではありません。

もちろん、ほとんどの企業は真面目に利用しているのですが、そうではない企業が少なからずいるということで、求人サイト運営者としては注意が必要です。

スカウト機能の導入ポイント

デメリットとして述べた「悪意があるスカウトメールの利用」をどの程度防ぐことが出来るかが導入のポイントになります。その為には、どうやって掲載企業を探すのか?企業に周知していくのかが重要なポイントとなります。

不特定多数が企業登録をし、誰でも簡単にスカウトメールを送信できる仕組みだと、デメリットで上げたようなトラブルになりがちです。

管理者の負担は増えますが、企業登録を承認して事前に確認した上で利用させるなどの対応が必要かもしれません。

いずれにしても求職者・企業ともにフォローできる体制を用意することで、意図せぬトラブルを避けることができ、より良い人材マッチングをサポートする事ができます。

お祝い金

お祝い金とは求職者が求人応募した企業から採用された後に、求人サイトから祝い金としてお金をもらえる仕組みです。

この祝い金は企業が求職者に渡すものではなく、求人サイトの運営者が直接、求職者に支払うものです。

お祝い金として支払われる金額は求人情報ごとに異なることがほとんどで、1万円~3万円ぐらいが多いようです。

お祝い金を採用している有名な求人サイトは以下になります。

アルバイト系の求人サイトに多い印象です。アルバイトは学生の利用が多く、お金に余裕がない方が多いので、お祝い金があることで会員登録や利用促進に繋がります。

お祝い金の主な流れは以下になります。

1:会員が求人応募する
2:企業が会員を採用する
3:会員は求人サイトのマイページから、お祝い金の申請をする
※振込先の口座情報などを伝えます
4:管理者がその申請を見て、会員に指定の金額を振り込む

お祝い金の申請方法や支払われるまでの日数など、各求人サイトによって条件は異なりますが、概ねこのような流れをとることが多く、JOB-PLACEのお祝い金機能もこの仕組です。

お祝い金のメリット

何と言っても求職者に対して抜群の集客力があります。仕事が決まってもすぐに給料が出るわけではないので、お祝い金が貰えることで給料日までの生活費の足しに出来ます。

そのため、お祝い金がもらえることで会員登録や求人応募をする理由になるし、利用者が増えることで企業も自社の求人情報をアピールする事が出来るので、企業登録も増えます。

お祝い金は求人サイトが支払うので、一見すると運営者だけ損をしているように感じるかもしれませんが、お祝い金を贈呈する求人サイトの多くは採用課金(成果報酬型)というビジネスモデルを採用しているため、利用料金の一部から贈呈すれば良いのです。

それでも収益の何割かは失うわけですが、集客のための広告費として割り切ればそれほどダメージも少ないでしょう。むしろ、お祝い金があることで利用者が増えるといった広告効果の方が大きいのです。

お祝い金デメリット

お祝い金は採用課金の利用料金から支払われると書きましたが、これは企業が求職者を採用してはじめて発生します。ゆえに、「実際には採用したけど、システム上では採用していないことにして、利用料金の支払いを免れよう」とする企業がいます。

そうなると求人サイト運営者としては紹介料を頂けませんし、求職者としても「サイト上でお祝い金を貰えるって書いてるのにどういうこと!?」と感じ、不信感を抱かせる原因になります。

また、企業側の利用だけが問題ではありません。お祝い金目当てに入社・退社を繰り返す求職者がいるのです。

すぐに辞められると企業は求人サイトに支払った利用料金を損します。ですから、お祝い金目当ての会員が増えることで、企業側からの不信感を抱かせる原因にもなりかねません。

お祝い金の導入ポイント

お金が絡むことですから、「いかに不正使用を防ぐか?」がお祝い金を導入するポイントになると思います。

求職者にはお祝い金の申請を義務付け、必ず採用された企業の情報を連絡してもらうようにします。お祝い金にメリットを感じて利用している方は、企業の悪い誘い(不採用にしたことにする)には乗りにくいでしょう。

また、企業に対しては「採用した人材が○日以内に辞めたら全額返金」などの保証をつけます。(※ただし、こちらもあくまで自己申告になるため注意が必要です)

人が利用するものですから、求職者・企業という形態問わずに悪意のある方が利用する恐れはあります。そのような方の利用を避け、出来るだけ信用を勝ち取るには、運営者が定期的に確認をし、フォローすることが大事です。

特集ページ

「未経験者歓迎!技術を学べる仕事」「年間休日125日以上の企業」など、求人情報の一定のテーマでまとめた特集ページを作ることです。

特集ページがあることで求人情報をアピールすることができ、利用促進に繋がります。また、一定の条件でまとめることでSEO(検索エンジン対策)的な効果を与えることもできます。

特集ページに力を入れている求人サイトは以下のとおりです。

エン・ジャパンは担当者が人気のテーマでまとめた特集ページを作成し、テーマに該当する求人情報が検索できるようになっています。

クックビズは料理やお店に関する話題をまとめた特集ページを作成し、該当する求人情報と連携するようにしています。

どらなびは求人情報の紹介よりも職業や仕事そのものの魅力を伝えるような特集ページを作っています。運転手の魅力が伝わり、興味が湧きます。

このように、特集ページがあることで求人サイトとしてオリジナリティを出すことにも繋がります。

JOB-PLACEの求人システムにある特集機能は、上記でご紹介した特集ページのどちらにも対応した作り方が可能です。

特集ページのメリット

特集ページは求人情報を新たな切り口で紹介する事が出来るので、求職者は知らなかった情報を得やすく、求人サイトの質を高めることができます。

掲載から日数が経った求人情報でも特集ページとしてまとめることで、改めてアピールすることが出来るので、企業としてもサポート対応を実感することができます。

また、特集記事としてまとまった情報が集まることで、SEOの内部対策にもなりますので、アクセスアップとしても期待できます。

特集ページのデメリット

特集ページはただ関連する求人情報を掲載するだけでは意味が無いので、ある程度の文章や画像も必要になるのですが、掲載する内容(ネタ)に困るかもしれません。

また、特集ページに該当しない求人情報は省かれることになるので、企業からしたら「どうして自分の求人情報は取り上げられないんだ!」と、不満に感じるかもしれません。

だからと言ってどんな求人情報ばかり掲載していては特集ページの意味がなくなりますし、ページの作りとして頭を悩ますことがあるかもしれません。

特集ページの導入ポイント

求人サイトとして情報量が多く、企業が掲載した求人情報の募集要項から的確にテーマを探すことが出来れば、特集ページは絶大な武器になります。

ネタ探しが難しいと書きましたが、

・地域に関する特集
・職種に関する特集
・給与に関する特集
・福利厚生に関する特集
・季節に関係する特集

など、それぞれ簡単に分けることが出来るので、当面はネタにも困らないかと思います。

特集ページ作りが慣れた後に、あなたの求人サイトだけのオリジナル特集を作るようにすれば、求人サイトのオリジナリティも生まれるし、魅力あるサイトになることでしょう。

メッセージ機能

メッセージ機能とは、求人サイト上で企業が求職者と直接やりとりをすることが出来る機能になります。

メッセージ機能があることで求人サイト上でやりとりを完結することが出来るので、電話やメールよりも使い勝手がよいです。

主に会員が求人応募をした後に、応募内容を見て企業が面接日や履歴書に関する連絡をします。会員はそのメッセージに対して質問したり、返答します。

メッセージ機能を導入している有名な求人サイトは以下のとおりです。

Find Job!やマイナビ転職のように求人応募後の連絡のやり取りとしてメッセージ機能を使用するのが一般的ですが、Wantedlyのように企業との繋がりを重視したやりとりを行えるのも面白いサービスです。

JOB-PLACEの求人システムにあるメッセージ機能も、基本的には求人応募後にやり取りをする仕組みです。

メッセージ機能のメリット

メッセージを求人サイト上で確認するので、求人サイトへの利用促進に繋がります。メッセージ機能は会員登録をして使用しますので、会員を増やす要素としても役立ちます。

また、求人サイトの運営者としても企業と会員のやり取りを監視できるので、不正使用を防止するのに役立てたり、トラブル時の証拠にもなります。

そして、企業と会員同士にやり取りを任せることで、運営者の手間を軽減させることもできます。

メッセージ機能のデメリット

メールより簡単に使用できるものの、使い勝手が悪い部分もあります。基本的にはメッセージを削除できないので、メッセージが溜まっていくことで、管理が大変になることがあります。

また、証拠として残るものの不正使用される可能性も排除しきれないため、メッセージの履歴を定期的に監視しなくてはいけません。(かといって、個人情報保護の問題がありますので、よほどのことがない限りは気軽に扱えない情報でもあります)

メッセージ機能の導入ポイント

メッセージ機能は文字のやりとりになるため、企業・会員のマナーが問われます。出来るだけトラブルを避けるようにし、ヘルプやよくある質問などで使い方を周知していかなくてはいけません。

ただ、TwitterやSNSの利用でも分かる通り、メッセージ機能はコミュニケーションツールとして大変重要なコンテンツです。

トラブルを避ける対策が必要ながらも、利用促進のためには積極的に導入して欲しい機能でもあります。

スキル機能

スキル機能とは、求職者が身につけている技術や経験を選択することで、求人応募の際に企業に対してアピールすることが出来る機能になります。

スキル機能があることで、企業も求める人材を探しやすくなり、プロフェッショナルな人材探しに役立てられます。

スキル機能を導入している求人サイトは以下のとおりです。

キャリアトレックや@typeのように転職系の求人サイトでも使用されていますが、paizaのように、より専門性の強い技術系の求人サイトで特に効果をハッキリ出来るように感じます。

スキル機能のメリット

繰り返しになりますが、求職者が有するスキル(技術)や資格を明確にすることができるので、企業としても求める人材を探しやすくなります。

また、美容師や介護士など専門性のある業界ではスキルが必須な場合もありますので、スキルを明確にすることで求職者の質を高めることにも繋がります。

スキルが明確になることで求人サイトとしても企業を募集する時にアピールすることができますし、求人サイトの特色としてSEOに対する影響を与えることができます。(専門性の高い情報・人材が多くあるサイトは評価されます)

スキル機能のデメリット

虚偽のスキルを選択されることがあるということです。採用されたくて自身が身につけているスキルより過剰なスキルや経験数を選択してしまい、実際に入社した後に困ったというトラブルを耳にします。

求職者がそのような行動を取ると、求人サイトの信用問題にも関わるので対策したいところですが、基本的にスキルは自己申告なため、判断が難しいです。

国家資格ではない限り、「出来る・分かる・身につけている」という判断基準は個々の裁量に委ねられることが多く、企業・求職者双方で認識が異なる場合があります。

スキル機能の導入ポイント

よりスキルを細かく分類して、できるだけ認識の違いが置きないように設計することがポイントとなります。

また、専門性の高い求人サイトを作る場合、運営者にも最低限の知識があったほうが良いでしょう。その方が運営上有利に働きますし、トラブルになる種を減らせるように思います。

JOB-PLACEの求人システムには2017年5月時点でスキル機能はありませんが、開発予定機能としてご紹介しています。
参考:開発予定機能につい

転職診断

転職や仕事選びに対して、いくつかの設問に回答していくことで適職を紹介する診断、アンケート機能です。

以下の求人サイトで使用されています。

20~30程の設問に回答することで、自身(求職者)が仕事に対して求めるものやビジネスにおける強みなどの性格分析をし、それによって適職だと思う仕事を紹介します。

転職診断のメリット

真面目な用途で利用されるコンテンツではありますが、上記でご紹介した「ジョブリシャス診断」のように、お遊び的な要素もあると思います。

その為、占い好きの方や仕事(職業)に対して悩んでいる方には助けになるでしょうし、操作する楽しさも生まれます。

データとして細かく分析されますので、それを元に求人応募に役立てることも出来るでしょう。

転職診断のデメリット

なんといっても作るのが大変なコンテンツだと思います。血液型占いなど大分類できるようなものではなく、細かい設問によるデータ分析になりますので、専門的要素が強いです。

これまでの経験や知識、専門性を要していないと作れないコンテンツであり、外注する場合はコストが高くなることが容易に想像されます。

診断されたからといってそれをそのまま真に受けて仕事探しをするといった方も少ないように感じるので、投資に見合うリターンが得られにくいかもしれません。

転職診断の導入ポイント

求人サイトの運営者自身に豊富な知識があって、明確な傾向に分けることが可能であるなら、導入しても面白いと思います。

転職診断に限らず、アンケートに回答して結果を表示したり、データ分析に関わる機能は情報としての楽しさがあります。求職者同士で話のネタにもなるし、ブログやSNSなどで紹介されるかもしれません。

また、転職診断から適切な求人情報に誘導するような流れを作れば、利用促進にも繋がります。

単純なお遊び系コンテンツしてではなく、求人応募を促す補助ツールとして活用しても良いかと思います。

お役立ち情報

お役立ち情報とは、メインコンテンツとなる求人情報とは異なり、それを補足するようなサブコンテンツになります。

・転職ノウハウ
・企業インタビュー
・履歴書の書き方
・卒業年度早見表
・アルバイト体験談

などがよく見かけます。

以下のサイトでも独自のお役立ち情報を公開しています。

主に読み物系のコンテンツが多く、求職者に対して情報提供する目的で作っていることが多いようです。

JOB-PLACEの求人システムには、記事作成機能やガイド機能などありますので、読み物系のコンテンツを充実させることが可能です。

お役立ち情報のメリット

お役立ち情報があることで求人サイトの滞在率を増やし、会員登録の促進に繋がります。

転職ノウハウや履歴書の書き方など、読み物系コンテンツだけでなく、「企業インタビュー」「転職者インタビュー」は、利用者の声として求人サイトの評価に役立ちます。

ECサイトにもお客様の声(レビュー)のようなコンテンツがありますが、第三者の評価があることで、購入のきっかけになります。

情報公開することで他の機能で挙げた意思疎通に関するトラブルを避ける事になりますので、お役立ち情報はサポートの役割も持ちます

お役立ち情報のデメリット

やはり情報を集める労力・資金が大変になるということです。ネットから拾ってきた情報や信憑性がない情報を公開すると、バッシングの元ととなり、炎上してしまいます。

その為、情報を判断できる能力が必要であり、ある程度、運営者自身にも専門的な知識が必要になってくるのではないでしょうか。

また、”お役立ち”といいつつ企業の宣伝のようになってしまうケースもあり、情報の作り方・まとめ方には注意する必要があります。

お役立ち情報の導入ポイント

履歴書の書き方や面接の仕方などの一般的なビジネスマナーはそう変わることはありませんが、仕事の仕方やコラムなどはその時のトレンドもありますので、定期的に更新しないと古くなってしまいます。

その為、お役立ち情報と言ってもある程度の鮮度と時代の流れを意識して作ることが大事だといえます。

しかし、お役立ち情報があることで求職者の利用促進になりますし、求人サイトとしてもオリジナリティを出す要因にもなります。

無理のない範囲で求職者にとって役立つ情報を提供していただければと思います。

まだまだ使えるコンテンツはあります

以上、一般的で良く利用されると思われるコンテンツをご紹介しました。どのコンテンツも求人サイトを盛り上げるのに欠かせないコンテンツだと思います。

ただ、今回の記事を作成するにあたり気づいたのですが、どこの求人サイトも似たようなコンテンツが多く、判を押したようなコンテンツが目立ちました。

コラムや企業インタビューなどの読み物系・お役立ち情報の場合は、求人サイト個々の趣旨に沿って作られているので、それほど違和感はありません。

ですが、それは求人サイトに限らず、どのサイトでも同じことです。やはり求人サイトですから求人サイトならではの魅力的なコンテンツが必要ではないでしょうか。

例えば「企業に相談する」「先輩に相談する」と言った、転職相談のコンテンツを作るのはいかがでしょうか。

エージェント(代理人や代理店)が紹介する、転職エージェント系の求人サイトはありますが、料金が発生しますし、お手軽ではありません。

飲食系のポータルサイトや地域情報サイトでは、お店や他の利用者とやり取りできるコンテンツがあります。

求人サイトの場合は、リピーターがそれほど多いサイト形態ではないので、なかなか難しいかもしれませんが、そのようなコミュニティ機能があれば、利用促進にも繋がるのではないでしょうか。

オリジナルティあるコンテンツを提供するには

求人サイトにとらわれずに、多種多様な発想で求職者に対して「便利だな」「役に立つな」と思ってもらえるようなコンテンツを用意することが、求人サイトや求人ビジネスが成功する鍵になると思います。

今は求人サイトが飽和状態でどこも似たようなコンテンツになりがちですが、その状態から脱するためには「あなただけのオリジナルコンテンツを創造する」のが差別化に繋がります。

求人サイト自体に組み込まずに別サイトとして用意するのも有効だと思います。
以下のサイトをご覧ください。

質問掲示板や評価機能など、会員同士でコミュニケーションが取れる作りになっています。まずは「薬剤師という仕事を知ってもらう」という意味で立ち上げたように感じます。

このサイトの運営会社は求人サイトを運営していないようですが、提携する薬剤師系の求人サイトを紹介し、利益を上げているようです。

このように、求人サイトという枠だけにとらわれずに様々な角度でコンテンツを生成し、収益につなげていくのも求人ビジネスを成功に導く要因になるのではないかと思います。

ぜひ、あなただけのオリジナルコンテンツを見つけていただき、オリジナリティあふれる求人サイトを作ってください。

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