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求人サイトのSEO対策とは?初心者のための基礎知識

求人サイトのSEO対策とは?初心者のための基礎知識のイメージ

求人サイトの集客方法はさまざまありますが、一番効率がよくて成果がでやすいのはSEO対策です。

求人サイトが検索されやすいような仕組みを作り、検索エンジンからのアクセスを目指すことで、集客につなげます。

しかし、SEO対策といっても難しそうだし、何をすれば良いかわかりませんよね。

そこで今回は「求人サイトのSEO対策」をテーマに、どのような方法で求人サイトに対してSEO対策をすれば良いのかご紹介します。

できるだけ技術的な説明は省きますので、Web制作に詳しくない方もぜひご参考ください。

目次[非表示]

求人サイトのSEO対策とは

SEOの文字とキーボード

SEOとは(Search Engine Optimization)の略で、検索エンジン最適化を意味します。

GoogleやBingなどの検索エンジンに対して、検索結果の上位に表示されるようにする施策をSEO対策と言います。

※上位表示の判断基準は、指定キーワードで1ページ目(10位以内)が目安になります。

検索エンジンで上位表示されれば多くのアクセスが得られるため、Webサイトの集客に欠かせない方法になっています。

求人サイトがSEO対策をして上位表示されれば、仕事を探している求職者の利用が見込めます。

求人応募や採用などを通して企業から報酬をもらうことができるため、売上アップにつながるでしょう。

そのため、求人ビジネスを成功させるには、SEO対策が不可欠だと言っても過言ではありません。

求人サイトでSEO対策するメリット

メリット

求人サイトでSEO対策をすると、さまざまなメリットが得られます。

具体的にどんなメリットがあるのか見ていきましょう。

費用対効果が高い

SEO対策は他の集客方法と比べて費用対効果が高いです。

求人サイトを宣伝する方法はさまざまありますが、検索エンジンに広告を出す「リスティング広告」なら、1クリックあたり数百円~数千円以上の予算が必要になります。

同様にSNS広告や動画広告なども費用がかかり、多大な予算が必要になるでしょう。

しかし、SEO対策は過剰な予算を必要としません。広告費をかけなくても求人サイトを作り込み、検索エンジンに評価されればアクセス数は増えていきます。

少ない予算でも売上を伸ばせるため、Webマーケティングにおいて費用対効果が高いと言えるでしょう。

初心者でも実施できる

求人サイトのSEO対策は、Web制作の経験がない初心者でも実施できます。

SEO対策で重要になるのはコンテンツ(内容)であり、求人サイトに掲載する内容は企業からもらえます。

求人情報をはじめ、会社情報、地域情報、イベント情報などをもらうことができるため、知識がなくても求人サイトを作り込むことができるでしょう。

また、インターネット上にはたくさんの情報が公開されているため、自分で調べて記事を書くこともできます。

作成した記事は資産となり、求人サイトの成長につながるでしょう。

小規模でも利益を出せる

小規模な求人サイトほど、SEO対策は重要になります。

求職者はあくまで「自分が求める条件に合った仕事」を探しているため、求人サイトの規模は関係ないからです。

たとえ無名の求人サイトでも上位表示されていれば見るし、良さそうな求人情報があれば応募します。

そのため、検索エンジンからの集客が上手く行けば、小規模な求人サイトでも利益を出せるようになるでしょう。

意欲の高いユーザーが集まる

検索エンジンを利用するユーザーは目的をもって検索しており、ニーズに一致した情報が提供できれば、高い成果を期待できます。

仕事を探している人に適切な求人情報を提供すれば、会員登録や求人応募につながります。

人材を探している会社にサービスの魅力が伝われば、求人広告を出してくれるようになります。

目的がはっきりしている分、たまたまアクセスした人より行動に移しやすいため、成果に直結しやすいです。

ブランディング効果がある

検索エンジンは質の高い情報を上位表示させるため、上位表示しているサイトにはブランディング効果があります。

ブランディング効果とは、ユーザーにとって価値があるものと認識させて、共感や信頼を高める方法とされています。

ユーザーから信頼されるようになれば、サイト利用はもちろん、リンクをしてくれたり、SNSで共有してもらえるようになるでしょう。

やがて「この分野はこのサイト!」となり、ブランドが確立されて事業拡大へのきっかけになります。

求人サイトでSEO対策するデメリット

デメリット

一方、求人サイトのSEO対策にはデメリットもあります。

SEO対策をする際はデメリットを把握した上で、慎重に実施してください。

効果が出るまで時間がかかる

SEO対策は他の集客・宣伝方法と比べて、効果が出るまで時間がかかります。

新しいコンテンツを作ってもすぐ順位がつくわけではなく、数週間から数ヶ月かかる可能性もあります。

場合によってはいつまでも順位が上昇しないケースもあり、根気よく続けていく必要があるでしょう。

短期間で結果を出すのは難しいため、すぐ結果を出したい人にはおすすめしません。

必ず順位が上がるとは限らない

時間と労力をかけてSEO対策をしても、必ず順位が上がるとは限りません。

どれだけサイトを作り込んでも上がらない場合もあるため、骨折り損のくたびれ儲けも考えられます。

検索数が多いキーワードだとライバルも多く、順位を上げるのは至難の業です。

SEO対策を行うには忍耐力と、リスクを負う覚悟が必要になるでしょう。

求職者以外もアクセスする

基本的に求人サイトは仕事を探している人が利用するものですが、SEO対策をすると求職者以外もアクセスします。

意図せぬキーワードで上位表示されてしまうと、ターゲットではないユーザーがアクセスするため、成果を期待できません。

宣伝目的の悪質なユーザーが利用する場合もあり、業務の妨げになるおそれもあります。

求人サイトでSEO対策をする際は、事前に調査した上で慎重に実施する必要があるでしょう。

求人情報には対策しづらい

求人サイトのメインコンテンツは求人情報ですが、求人情報にはSEO対策をしづらいです。

求人情報には掲載期限があり、掲載期限を過ぎたら表示されなくなるからです。

掲載期限が過ぎてもずっと表示させることはできますが、実際には応募できないため、ユーザーの反感を買います。

求人情報へのSEO対策は難しいことから、それ以外のコンテンツが必要になるでしょう。

アルゴリズムの影響を受ける

Googleの検索エンジンは常にアルゴリズムの改善を行っており、不定期でアップデートを実施しています。

アップデートが実施されると、今まで上位表示されていたサイトが突然圏外になる可能性もあります。

アップデートは年数回行われており、いつ実施されるかはわかりません。

間違ったSEO対策をするとこれまでの努力が水の泡になり、売上に影響するでしょう。

求人サイトでSEO対策する前の準備

仕事の準備をする人

求人サイトでSEO対策するには、事前の準備が欠かせません。

闇雲にSEO対策を行っても失敗するため、計画的に実施する必要があります。

そこで、どんな準備をすれば良いのかご紹介します。

目標を決める

まずはじめに、求人サイトでSEO対策をしてどうなりたいのか?といった、目標を決める必要があります。

「会員を1000人増やしたい」「○○件の掲載依頼を獲得したい」「月間○○円の売上を出したい」など、できるだけ具体的な数値を決めてください。

目標を決めればそれに向かって行動できるようになり、やるべきことが明確になります。

できるだけ達成しやすい目標を設定すれば、モチベーションを維持しながらがんばれるでしょう。

予算を決める

SEO対策のために使用できる予算を決めてください。

予算計画を立てることで、達成すべき数値目標が明確になるため、SEO対策の成否を判断できるようになります。

会社の事業で求人サイトを運営しているのであれば、チームに対して責任感をもたせて、緊張感を与えます。

目標に対して一丸になってSEO対策に取り組むため、成果が上がりやすくなるでしょう。

ターゲットを明確にする

誰に対してSEO対策をするのか、ターゲットを明確にしてください。

単に「仕事を探している人」だと範囲が広すぎるため、SEO対策をしても失敗します。

性別・年齢・職業・住まい(地域)などの他に、性格・趣味・特技など、一見求人サイトと関係なさそうな分野まで決めておくのがコツです。

ターゲットが明確になれば検索意図がはっきりするため、コンテンツを作成しやすくなるでしょう。

ライバルの調査をする

求人サイトが属するジャンル(職種・地域・雇用形態など)と競合する、ライバルの調査をしてください。

SEO対策は広く知れ渡った手法であることから、他社が運営する求人サイトでも実施されています。

狙いのキーワードがあったとしても、すでに大手の求人サイトが取り組んでいたら、上位表示は難しくなるでしょう。

できるだけライバルが少ない方が上位表示しやすいため、ライバル調査は必ず行ってください。

現状を把握する

求人サイトを運営してしばらく経つのであれば、現状を把握するのも大切です。

求人サイトにどのくらいのアクセスがあり、どんなキーワードで流入されているか認識しておくことで、対策する内容が変わります。

現状を分析するためには、Googleが提供している「Google Analytics」と「Google Search Console」が必要になります。

2つのツールを活用してサイトの現状を確認し、どんなSEO対策をするべきか決定してください。

求人サイトで実施できる7つのSEO対策

虫眼鏡でグラフを見る男性

SEO対策をするといっても、ただ単にコンテンツを増やせば良いわけではありません。

求人サイトでSEO対策をするなら、“求人サイトならでは”のSEO対策を実施する必要があります。

そこで、求人サイトにはどんなSEO対策が行えるのかご紹介します。

専門分野の記事を作成する

求人サイトのジャンル・テーマにあわせた記事を作成してください。

専門的な記事は検索エンジンで上位表示されやすく、求人サイトの価値も高まります。

たとえば、美容専門の求人サイトなら「美容師のなり方」「美容業界に転職する方法」「先輩の美容師と上手く付き合う方法」などが考えられます。

「応募の仕方」「履歴書の書き方」「面接の受け方」など、一般的なノウハウを書く際も、専門家の視点で書けばオリジナリティが生まれます。

専門分野の記事は求職者に直接アプローチするわけではありませんが、その業界に興味がある人に注目され、今後の利用につながるでしょう。

地域限定の記事を作成する

北海道や沖縄、四国や九州など、地域限定の求人サイトであれば、地域ならではの情報を記事にするのもありです。

直接、求人とは関係ない話題でも、その地域に限定した記事を書くことで、検索エンジンからの流入につながります。

特にイベントに関する記事は書きやすく、初心者でもネタに困りません。

イベント内容や開催時の写真、参加者の感想などを掲載することで、求職者だけでなく、すべてのユーザーに参考となる記事にできるでしょう。

地域限定の記事が豊富にあることで、地元企業に応援されるようになり、求人掲載依頼を獲得しやすくなるといったメリットもあります。

特集ページを作成する

「年間休日が120日以上の企業特集」「未経験歓迎の求人特集」「子育て中でも働ける職場特集」など、求人情報に関連した特集ページを作るのも効果的です。

特集ページとしてまとめることで、求人情報の特徴(アピールポイント)を目立たせることができ、ユーザーに注目を浴びやすくなります。

たとえ求人が終了しても、特集ページで紹介した内容や取り上げた企業は参照することができ、企業のアピールにもなります。

特集ページは情報量が多くなる傾向にあり、上位表示しやすいといったメリットもあるでしょう。

企業インタビューを掲載する

求人サイトを利用している企業にインタビューして、記事にまとめるのも効果的です。

企業インタビューを掲載することで、企業名で検索したユーザーがアクセスするようになるからです。

企業としても第三者である求人サイトにインタビューしてもらえば、イメージアップになります。

企業がどんな人材を求めているか分かれば求職者の参考になり、適切な人材マッチングが行われようになるでしょう。

利用者の感想を掲載する

求職者は検索エンジンを利用する際に、職種や条件ではなく「評判」を重視して検索する場合があります。

「(職種名) 体験談」「(企業名) 評判」などと検索し、情報がないか調べています。

そのため、求職者の感想が掲載されていれば他の求職者へのアピールになり、求人サイトの集客につながります。

また、求人サイト自体の感想をもらうことで、求人サイトの魅力を伝えられます。

利用者の声として企業の感想を掲載すれば、他の企業にも参考になり、求人依頼が増えるでしょう。

特定のページにリンクを集める

特定のページを上位表示させたいのであれば、そのページにリンクが集まるように設計してください。

たとえば、「女性が働きやすい職場特集」というページを上位表示させたいのであれば、次のような設計が考えられます。

例)
○「残業がない職場特集」というページを作ってリンクする
○女性が多く活躍している企業の求人情報からリンクする
○女性社長のインタビュー記事からリンクする

このように関連したページからリンクを受けることで、対象ページの価値を高め、上位表示されやすくなります。

外部サイトからリンクしてもらう

検索エンジンから良い評価を受けるには、外部の評価も大切です。

他のサイトから外部リンクしてもらえれば、求人サイトの価値は高まり、上位表示しやすくなります。

外部リンクを獲得するには、シェアされやすい記事を作ることが大切です。

読んだ人が役に立つと思える情報を提供していれば、ブログやSNSで取り上げてもらえるようになり、自然なリンクが集まります。

自分のSNSアカウントで記事URLを宣伝して、ユーザーに参照してもらえるようにするのも良いでしょう。

求人サイトでSEO対策する際の注意点

指差しをして注意を促す男性

求人サイトでSEO対策する際に注意してほしいことがあります。それは「SEOを意識しすぎない」ということです。

SEOを意識しすぎると求人サイトとして不自然な内容になり、ユーザーの印象を損ねます。

よくあるのはページ内に同じキーワード(言葉)を何度も使うことです。

たとえば、介護の求人サイトだからといって「介護」というキーワードを多用するのはよくありません。文章が読みづらくなるし、怪しい印象を与えてしまいます。

また、ページの滞在率を増やすために不自然な改行を入れたり、文字を大きくしたり、画像を多用するのも良くないです。

見る人にとって優しくないページは評判が落ちるだけでなく、検索エンジンからも評価されません。

求人サイトの目的はあくまで「人材マッチング」であり、求職者と企業をつなげるために存在します。

SEO対策に取り組む際は、ユーザーファーストで考えるようにしてください。

SEO対策は根気良く続けることが大切

パソコンしながらガッツポーズする男性

求人サイトにSEO対策をしてもすぐ結果が出ないため、諦めてしまう人が多いです。

なかなか上位表示しないとやる気がなくなり、投げ出したくなるでしょう。

しかし、SEO対策は根気が必要であり、すぐに結果を求めてはいけません。

コンテンツをこまめに更新し、絶えず改善を繰り返しながら、情報の精度を保つ必要があります。

結果が出ない中でモチベーションを保つのは大変ですが、小さな目標を作って少しずつ成長を実感するようにしてください。

肩の力を抜いて気軽に取り組んでいけば、いつしか期待以上の結果が得られるでしょう。

まとめ

今回は技術的な内容よりも、あくまで「初めて求人サイトを運営する人がSEO対策をするにはどうすればいいか?」という視点で解説しました。

求人サイトでSEO対策をすると、費用対効果が高く、小規模な求人サイトでも利益を出せるようになります。

反面、効果が出るまで時間がかかり、必ず順位が上がるとは限らないため、ある程度のリスクは伴います。

SEO対策にはメリット・デメリットが存在しますが、広告費をかけずに集客したいのであれば、必須になると言えるでしょう。

ただし、求人サイトにSEO対策が必要だからといって、あまりSEOにとらわれても良い結果は生まれません。

SEOよりもサイト運営の基本である「良いサイト、コンテンツを作る」ことが一番大切だからです。

Googleもウェブマスター向け公式ブログなどで、「ユーザーに良いコンテンツを提供してください」と説明しています。

SEO対策を行う前に、改めてどんなコンテンツがユーザーに好まれるのか?役に立つのか?を考えるようにしてください。

そうすれば本当の意味でのSEO対策ができるようになり、求める結果を得られることができるでしょう。

なお、「ユーザーにとって良いコンテンツが何なのかわからない!」とお悩みの方は、ぜひ当ブログを参考にしてください。

求人サイトに役立つ情報提供を使命にしているため、きっとあなたの助けになるでしょう。

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