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検索ワードから読み解く・需要の高い求人サイトアイディア

検索ワードから読み解く・需要の高い求人サイトアイディアのイメージ

Googleが提供しているサーチコンソールには検索アナリティクスといって、Googleで検索された検索ワード(キーワード)が保存されています。

運営ブログでは求人サイトや求人ビジネスのことを取り上げているため、求人に関する検索ワードがよくヒットしているのですが、それを見るとユーザーが何を求めて検索しているのか知ることができます。

前回の記事を投稿してちょうど100記事になりますので、今回は過去に検索されたキーワードの中から需要が高い(高そう)なキーワードを元に、求人サイトの構築アイディアをご紹介したいと思います。

目次[非表示]

中高年を対象とした求人サイト

中高年のイメージ写真

「中高年 求人」「中高年 転職」「中高年 転職サイト」などがよく検索されています。検索でヒットしているのは以下の記事で取り上げたからだと思います。

中高年の転職活動は求人サイトの利用が鍵になるかも?
今や中高年(40代~50代)の方もインターネットを親しむ時代になりました。パソコンを使わなくてもスマートフォンやタブレットでWebサイトを閲...
中高年の転職活動は求人サイトの利用が鍵になるかも?のサムネイル

ただし、検索結果で上位表示されているわけでもなく、クリック回数はほとんどありません。それにも関わらずよく検索されているということは、需要があるのだと思います。

中高年に関しては当ブログでもよく話題に出していますし、少子高齢化社会なので、今後は中高年の働き手が必要になります。中高年に対する求人も増えていくでしょう。

しかし、実際の労働実態としては中高年よりも若年者を対象とした求人が多いです。法律で年齢を指定して求人をしてはいけないとはいえ、歳が若い人ほど採用されやすいのは変わりません。

なぜ採用企業は若年者の働き手を求めるのかというと、それは主に給与が関係します。まだまだ日本は年功序列の考え方があるので、「年上ほど給与が高い」と判断されます。

そのため、人件費を抑えたい企業は中高年よりも若年者を雇用します。特にアルバイト募集はその傾向が強く、中高年が採用されることは難しいのが現状です。

ただ、その傾向も徐々に変わりつつあるように感じます。上記で述べた通り、日本は少子高齢化社会で平均年齢がどんどん高くなっています。若者が少なく、中高年が多いのです。

年金や社会保障費の問題もあり、中高年やシニア世代が働ける環境づくりを政府も推進しています。いづれ中高年を採用する企業も増えていくことでしょう。

中高年を対象とした求人サイトはまだまだ少ないので、今後は中高年に特化した求人サイトの需要が高まってくると予測できるのではないでしょうか。

モデルを対象とした求人サイト

モデルのイメージ写真

当サイトの検索ワードでは「モデル 求人」が一番多く検索されています。これは求人サイトのビジネスモデルについて書いた以下の記事がヒットしているからのようです。

求人サイトで効果的なビジネスモデルとは
求人ビジネスが起業家やベンチャー企業に選ばれ、ビジネスの手法として多く取り入れられているということは、前回の記事で解説しました。 ...
求人サイトで効果的なビジネスモデルとはのサムネイル

この記事は「求人サイト ビジネスモデル」「転職サイト ビジネスモデル」などの検索ワードでしばらく上位表示していました。(現在はなぜか他の記事が表示されていますが)

運営ブログにはモデルの求人について書いた記事は無いものの、”ビジネスモデル”という文字列から”モデル”の部分が一致して検索結果に表示されているようです。

記事はビジネスモデルについて書いているのに、モデルの求人を探している人にヒットされたのは申し訳ない気持ちですが、検索数から見てモデルの求人を探している人が多いということがわかりました。

とはいえ、モデルの仕事をしたい人がそれほどいるとは驚きでした。筆者はモデルといえば芸能事務所に入ったりスカウトされてなるもので、求人サイトから応募するような形ではないと思っていたのです。

実際に「モデル 求人」で検索すると大手の求人サイトが上位に表示されています。しかし、掲載されている求人情報は多くありません。(イベントコンパニオンやエキストラが多い印象です)

しかし、特集記事を作成している求人サイトもあり、求人サイトの運営者も需要があることは察知しているようです。特にアルバイト系の求人サイトは若い人も多く、需要の見込みがあるのでしょう。

職業カテゴリーとして「モデル」はあるものの、モデル専用の求人サイトは見当たりませんでしたので、検索需要があるならモデル専用の求人サイトを作っても面白いかもしれません。

未経験者を対象とした求人サイト

未経験者のイメージ写真

「未経験」が含まれる検索ワードもよくヒットしています。求人では年齢と同様に実務経験の有無が問われます。Web業界もそうですが、経験者を優遇する傾向があり、未経験者はなかなか就職しづらいです。

しかし、誰もが最初は未経験であり、転職するなら心機一転、異業種に行ってみようと思う人もいるのではないでしょうか。アルバイトならなおさら、今までやったことがない仕事がしたいと思うかもしれません。

そんな需要が高い「未経験」というステータスですが、求人サイトでもしばしば未経験者を対象とした特集が組まれています。求人の特徴にも「未経験可」 や「未経験者歓迎」などのタグがつくところがあります。

求人サイトの運営者も企業も未経験者を取り込むことで新たな雇用を生むことが分かっているので、未経験者に注目してもらうために特集を組んでアピールしているのでしょう。

ただ、未経験者専用の求人サイトというのはありません。「どこまでを未経験者とするか?」や「未経験者がそもそも検索してくるのか?」といった問題もあるでしょうが、未経験者に特化した求人サイトも面白いと思います。

たとえば人材不足としてよく取り上げられる「介護」についても興味がある方は大勢います。ただ、資格が必要だったり、仕事がきついといったイメージが先行し、求人応募までつながらないのでしょう。

そこで資格の取得方法や資格がなくてもできる介護の仕事についての紹介を求人サイトですればどうでしょうか?介護職について興味がある人がアクセスしてくれるようになるし、求人応募につながるかもしれません。

「未経験者に興味を持ってもらえる求人サイト」を作ることで、雇用を生むことができるし、専門情報ばかりなのでSEO対策にもなります。結果的に利益を見込めるようになるのです。

今まではただ”未経験者が応募可能な求人情報”を紹介していたのを、”未経験者を育てる求人サイト”にすることで、新たな可能性を見いだせるのではないでしょうか。

営業職に特化した求人サイト

営業職のイメージ写真

数はそれほど多くないものの「営業」という検索ワードもよく検索されています。検索ワードの組み合わせを見ると、「営業メール」「電話営業」に関したキーワードが多いです。

この運営ブログでは集客の一貫として営業について度々話題にしてきました。営業は仕事を得るために欠かせないですし、求人サイトでも企業から求人情報をもらうためにも営業をする必要があるでしょう。

ただ、一方で「営業 向かない」「営業 苦手」といったネガティブなキーワードもありました。営業職について悩んでいる人が検索エンジンを使って情報収集している様子がうかがえます。

営業について悩んでいる人が多いということは、裏を返せばそれだけ営業の仕事があるということです。実際に求人サイトを見ても営業スタッフは頻繁に募集されています。

しかし、ただ営業と言っても法人向けの営業・個人向けの営業から、テレマーケティング・コールセンターや、人材コーディネーター・カウンセラーなどさまざな職種にわかれています。

業界ごとに営業方法も異なるでしょうし、営業に対する考え方も違うでしょう。営業という仕事を一括りにして募集してもなかなか人材マッチングが上手く行かないのではないでしょうか?

そこで営業職に特化した求人サイトの出番です。職種や業種別に営業の仕組みを細かく説明した求人サイトがあれば、営業職に対する誤解や不安を払拭し、求人応募につながるのではないでしょうか?

ビジネス書でよく「売上No1の営業マンが書いた~」といった謳い文句がありますが、各企業のNo1営業マンが求人情報に登場して仕事の魅力を伝えれば個性が出て面白いなと感じました。

営業職に対する企業の需要は高いながらも営業に特化した求人サイトはありません。もしあなたが営業出身であるのなら、営業に特化した求人サイトを作り、営業の魅力を伝えてはいかがでしょうか。

転職エージェント系求人サイト

転職エージェントのイメージ写真

以前、「転職エージェント系サイトは儲かるのではないか?」という主旨で記事を書きました。文字が中心ながらも詳しく書いたので、「転職エージェント」というキーワードでよく検索されています。

42倍儲かる!?転職エージェント系サイトの作り方
転職の仕方は大きく分けて2つの方法があります。1つは自ら求人サイトなどで企業に応募して雇用される方法。もう1つは転職に詳しいコンサルタントに...
42倍儲かる!?転職エージェント系サイトの作り方のサムネイル

検索ワードを見ると転職エージェントの仕組みや使い方よりも「転職エージェント 儲かる」「転職エージェント ビジネスモデル」といった利益に関するキーワードがよくヒットしています。

Q&Aサイトでも疑問に思って質問している人がいるぐらいです。転職エージェントがどうやって儲けているのか?について仕組みが知りたいという人が多いというのがわかります。

ただ、転職エージェントは儲かる(儲かりそう)というのが広まっているため、転職エージェント系の求人サイト自体は飽和状態です。これから似たようなサイトを作っても利益を出すのは難しいかもしれません。

そこで「業界特化型の転職エージェント」を作るのはいかがでしょうか?検索数は少ないながらも「転職エージェント 美容」「転職エージェント 技能工」なども検索されていました。

転職エージェントといえばさまざまな業界を対象としたサイトがほとんどです。業界特化型の転職エージェントを作れば他社と差別化でき、新たな需要を獲得できるかもしれません。

副業OKの企業が集まる求人サイト

副業のイメージ写真

「副業 求人」「副業 ビジネス」という検索ワードも多く検索されていました。働き方改革で政府も副業や兼業を推進しています。少子高齢化で労働人口も減っているので、副業に対する需要が高まってきているのだと予測できます。

求人サイトでは「副業OK」や「内職」という求人情報を見かけることはありますが、副業のみの求人サイトはあまり見かけません。Web系ならSOHO・フリーランスを対象としているサイトもありますが、これは業務委託になります。

あくまで「副業・兼業」として働ける会社や、求人情報が集まる求人サイトがあれば、まさしく働き方改革につながるのではないでしょうか?

ただし、社会的な必要性や需要が高まりつつあるものの、現時点では副業を容認する企業は少ないです。以下の記事では8割以上の企業が副業を禁止しているとあります。

参考:政府が年度内に副業解禁へ:長時間労働不安、社会保険はどうなる? (BUSINESS INSIDER JAPAN) - Yahoo!ニュース

法律的な問題はあるようですが、副業は政府推進の政策なため、今後変わっていくことが予測されます。きたる「副業需要」に向けて、副業専用の求人サイトを作るのはいかがでしょうか?

まとめ

以上、当サイトの検索ワードから求人サイト構築につながりそうなアイディアをご紹介しました。どれも既存の求人サイトにない(少ない)ので可能性はあると思います。

この運営ブログでは主に「求人サイトを構築したい人」「求人サイトに興味を持っている人」向けの記事を書いています。しかし、求人に対する需要は高まっているものの、求人サイトを作りたいと思う人はそう多くありません。

ブログテーマとしてはかなりニッチで需要の少ない分野であることは間違いないのですが、それでも書き続けることで今回ご紹介したように、求人サイトのアイディアへとつなげることができました。

正直いってニッチすぎる分野なので、ブログのアクセス数もコンバージョン(成果)もそれほど多くはありません。検索エンジンの上位表示もまだまだです。胸を張ってSEO効果があるといえません。

しかし、一方でお客さまから「ブログが参考になった」と言われたり、打ち合わせ先で「ブログを見て詳しそうだから問い合わせた」と言われることも増えました。

つたない文章ではありますが、きちんと読んで参考にしていただいた方もいるということです。それは大変ありがたいことですし、今後の励みにもなります。

「求人サイト構築」というニッチな分野に関するブログですが、今後も求人サイトや求人ビジネスの魅力を伝えられるような記事になるよう、情報提供していければと思います。

もし、あなたが当ブログを見て「こんな求人サイトはどうかな?」とアイディアをお持ちでしたら、ぜひお聞かせください。アイディアを実現するための方法を提案させていただきます。

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